【疑問】羽生くんフィーバーが苦手?

昨年は羽生結弦選手の活躍が目立ちました。

少し世の中も落ち着いてるうちに残しておきたい。

 

私は羽生フィーバーが苦手です。

もちろん、彼の演技はすばらしいものです。

普段スケートはおろかスポーツ中継自体見ない私もザッピングの手を止めるくらい印象的でした。

じゃあ何が苦手なのか。

 

ニュースとかでこぞって称えられている姿を見てしみじみ思うのは、世の中は本当に不平等を前提に作られているなあ、ということです。

 

彼の成功が妬ましいとかでなく、彼が好きになったモノ(スケート)が世間に支持されるモノだった、ということです。

 

彼は、

『スケートが好きで、そのうえで努力し、つらい時も黙々と練習を重ね、実力をつけ』そして、成功した。

それは多分、間違いないと思う。

 

でも、もし、好きになったのがスケートでなかったらどうだっただろうか?

 

スケートの部分をもっとマイナーなスポーツだったらどうだろうか?

今のような成功はなかったと思う。

いや、スポーツならいい。

もしもメディアや視聴者が見向きもしないモノやいまだ嫌悪されているオンラインゲームだったら?

 

同じように

『それが好きで、そのうえで努力し、つらい時も黙々と練習を重ね、実力をつけ』

たとしても、成功はできない。

発表の場すらない。

認めてもらえないどころか蔑まれるかもしれない。

 

 

何が言いたいかっていうと、同じように

『耐え、努力し好きを貫いた』

としても、世の中から認めてもらえる人と、そうでない人がいるということ。

そして、多くの人はそんなことに疑問を抱かないこと。

 

世の中の基本ルールは不公平だと、痛感します。

 

そんなわけで、羽生くんフィーバーは苦手です。